こんにちは!箕面市の総合歯科、ヴィソラデンタルクリニック衛生士チームです。
暑い日が続いていますが、体調など崩されていませんか?
これだけ暑くなってくると、熱中症対策としてスポーツドリンクを飲む機会が多い方もいらっしゃるのではないでしょうか?
スポーツドリンクドリンクには、ペットボトル500㎖中に約30gの砂糖が入っている物もあり、ダラダラ飲み続けると虫歯になるリスクが非常に高くなりますので注意が必要です。
それも踏まえて、今回は熱中症を予防するためのスポーツドリンクの適切な飲み方についてのお話です。
スポーツドリンクには大きく分けて、アイソトニック飲料と、ハイポトニック飲料、経口補水液があります。
アイソトニック飲料は成分として塩分が0.1~0.2%、糖質が4~6%と高めに配合されており、エネルギー源となるため、長時間の運動や、運動前後の水分補給にお勧めです。が、虫歯になるリスクは高めです。ポカリスエットや、アクエリアス、グリーンダカラなどがこれに含まれます。
ハイポトニック飲料は、塩分0.1%、糖質2%程度と低めの配合で、運動中や大量発汗時の水分補給に適しています。イオンウォーターや、ヴァームウォーター、アミノバイタルなどがこれに含まれます。軽めの運動であればこちらがお勧めです。
経口補水液は、嘔吐下痢や脱水状態時に有効とされており、塩分濃度は0.3%と高めですが、糖質は低めです。OS-1やアクアソリタなどがこれにあたります。一気に飲むと弱った体に負担がかかるので、ゆっくり飲むようにしましょう。
いずれも虫歯のリスクはありますので、飲んだ後は歯磨きや口をゆすいで虫歯にならないように注意してくだい。
汗をそんなにかかない日常生活での水分補給は基本的に水やお茶で十分です。状況に応じて上手く使い分け、暑い夏を乗り切りましょう。