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天気や気温の変化で歯が痛くなる?

こんにちはヴィソラデンタルクリニック、アシストチームです!
雨の日の歯科医院では、「歯が痛いので診てほしい」という急患が増えるそうです。
            虫歯のイラスト「歯痛の男の子」
大きな原因のひとつは、低気圧です。
体は、外からの気圧と体内から外へ押し返す力のバランスによって保たれています。
低気圧になると、外から体を押す力が弱くなるため、外に押し出す力が強くなり、
体の中にある空洞や管が膨らみます。
お口の回り中の空洞には、神経が通る歯髄腔という空洞がありますし、鼻の左右には
上顎洞という空洞があります。
虫歯や歯周病が悪化している場合は、膿の入っている袋もできます。
それらの空洞が膨らむと、その周囲にある神経や管が圧迫されて痛みが発生します。
登山や飛行機の中など高度が高いところへ行っても、同じ現象が起きます。
頭痛も同じだと考えられています。
 雨と傘のイラスト  山登りのイラスト(男性)  着陸した飛行機のイラスト
急激な気温の変化でも、歯の痛みを感じることが増えるそうです。
暑い時、発汗作用が働き、寒い時には、体の中心に熱を集めるため手足が冷たくなる
など、体内調節をするのは交感神経です。
急激な温度変化で活発に交感神経が働くと、急に血圧が高くなり、血の流れが悪くなり、
身体が危険を察知して痛みを感じる機能が敏感になります。
そのため慢性痛が悪化したり、昔の傷が痛んだりします。
お口の中では、虫歯の治療後や傷などが痛みを感じやすくなります
スポーツの前に準備運動するのも、急激な体の変化に対応できるようにしているからです。
天候や気温の変化が原因で、歯が痛くなることがあるのは本当でした!
ただ、両者とも治療が必要な箇所をお知らせしてくれているもので、治療が必要では
ない健康な歯に痛みを引き起こすことはないのです。
これから寒くなりつつありますが、急激な環境の変化でも体調を壊さないように、
気を付けてくださいね!
お口の中は、お家での歯磨きはもちろん、歯科医院の定期健診をおすすめします!

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