こんにちは!
ヴィソラデンタルクリニックのドクターチームです!
最近寒さが厳しい季節ですが、寒くなると歯の痛みが出てきやすいと言われています。
今回はその原因についてお話しします。
外気や水道の水などの温度が下がると温度差の刺激によって歯の知覚過敏が生じやすくなります。また、かぶせ物や詰め物が冷えることによっても痛みを招く可能性があります。特にかぶせ物や詰め物が歯の神経の近くにセットされている場合は、神経に冷たさが伝わって痛みを感じる可能性が高くなります。
何かに集中しているときや寒さを我慢しているとき、人は無意識のうちに歯を食いしばっていることがあります。それによって歯に大きな負担がかかり痛みを生じやすくなります。また、筋肉も緊張状態が続くため顎の疲労感や肩こり、頭痛などの症状が現れることもあります。
寒くなると風邪をひきやすくなります。特に鼻風邪の場合、鼻とつながっている副鼻腔に炎症が広がり、歯の痛みの原因となることがあります。これは副鼻腔と奥歯の歯根が近いためですが、副鼻腔炎が原因かは自己判断が難しいためまずは歯科クリニックにて検査を行うことをおすすめします。
もし歯に問題がなく副鼻腔炎が問題であれば、耳鼻科などで治療を受ける必要があります。
お口の中が乾燥し唾液の分泌量が低下すると虫歯を発症しやすくなり、その虫歯が痛みの原因となることもあります。
対策としては室内を加湿する、水分をこまめにとる、キシリトール配合のガムを噛むなどが挙げられますが、もちろん一番大事なのは毎日の歯磨きです。毎日かかさず丁寧に磨きましょう。
冷えによって歯茎の血行不良が起きると歯茎の免疫が低下し、歯周病菌の活動が活発になり痛みが出ることがあります。日頃の歯磨きはもちろんですが、暖かい服装や温かい飲み物で身体を温かく保つことも大切です。
何かおかしいと感じた場合はご自身で判断するのではなく歯科クリニックを受診することをお勧めします。
いつでもお気軽にお問い合わせください。