こんにちは、ヴィソラデンタルクリニックのDrチームです。
あなたのお子さんは、本を読んでいる時、テレビを見ている時など、ふとした時にお口がポカンと開いていること はありませんか?
お口ポカンのお子さんは「口呼吸」をしているかもしれません。
通常、呼吸は鼻で行い、口は補助的な役割を担っています。
しかし、何らかの原因で、常に口で呼吸をすることになってしまうと、様々な問題を引き起こします。
例えば、口呼吸によって口の中が乾燥し、唾液の機能がうまく働かず、虫歯や歯茎の病気(歯周病、歯肉炎)にな りやすくなります。
また、外気が鼻のフィルターを通さずに直接気管や肺に入り込むため、炎症が絶えず起こることになり、アトピー などのアレルギー疾患が引き起こされる可能性が高くなります。
その他、様々な病気との関連も指摘されています。
特に小児期の口呼吸は、歯並びや噛み合わせ、顎や顔面の成長に悪影響を及ぼすことがわかっています。顔面がう まく成長しないと、鼻腔も成長せず、鼻での呼吸がさらに難しくなるといった悪循環に陥ります。
顔面(上顎)の成長は5歳をピークに10~12歳でほぼ成長が完了してしまいます。
手遅れになる前に、子供の口呼吸や歯並び、噛み合わせのことなど、気になることがありましたら一度当院へお越 しいただき、ご相談ください。